ソニー,ロボットアーキテクチャのAPIを公開へ
【国内記事】 |
2002年5月7日 03:21 PM
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ソニーは5月7日,「AIBO」などエンターテインメントロボット用の共通アーキテクチャ「OPEN-R」のソフトウェア仕様を6月3日から同社Webサイトで公開すると発表した。開発キットも無償提供し,同アーキテクチャの普及を図る。
「OPEN-R」は,エンターテインメントロボット用に同社が開発したアーキテクチャ。ソフト・ハードともモジュールを交換することで行動や機能を柔軟に変更できる点が特徴だ。
公開されるソフトウェア仕様は,AIBOの関節部の制御や各種センサー情報・カメラ画像の取得,無線LAN通信など,AIBOの基本的な動作をコントロールできるAPI。PCで動作する「OPEN-R
SDK」も無償配布され,C++を使ってAIBO用オリジナルプログラムを作成できる。
SDKで作成したプログラムは,非営利目的なら自由に公開できる。営利目的の場合は別途契約が必要。SDKの対応環境はAIBO「ERS-200」シリーズと無線LANカード「ERA-201D1」,AIBOプログラミングメモリースティック「ERA-MS008」,PCの対応OSはWindows
2000/XP。
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